ノベルワークスが提供しているプラグインの中でも皆様によく使っていただいているプラグインに
「添付ファイル一括ダウンロードプラグイン」がございます!
このプラグインを利用するとkintoneの一覧画面からレコードの添付フィールドに添付されているファイルを一括でダウンロードできるのですが、ダウンロード時のファイル名やフォルダ名ってどうなるの?こんな設定はできるの?というご質問をよくいただきます。
そこで本記事では、ファイル名の指定ができるパターンやここの設定がここの名前になるんだよ~というところを徹底的に解説していきます!(📢フォルダ名の解説はこちら)
この記事でわかること
・kintone内の添付ファイルを一括でダウンロードする方法
・ダウンロード時に指定できるファイル名のパターン
添付ファイル一括ダウンロードプラグインとは
kintoneのレコードに登録されている添付ファイルをひとつひとつ保存するのって面倒ですよね?
そんなお悩みをこのプラグインで解決することができます。
プラグインをアプリに適用して、一括でダウンロードしたい添付ファイルが保存されているレコードを一覧で絞り込む⇒ボタンクリックでダウンロードが完了します!
ダウンロードした時のファイル名はどうなるの?
添付ファイルを一括でダウンロードできましたが、ダウンロード後にファイル名を変更して整理するのは大変です🤔
このプラグインにはダウンロードした時に自動でファイル名をリネームする機能もついているのでそんな時にも役に立ちます📝!!
どのような指定ができるのでしょうか?パターンごとの設定方法を見ていきましょう🙆♀️
パターン①ファイル名をリネームしなくて良い(添付しているファイル名そのままでOK)
ファイル名は添付しているファイル名そのままでOKという場合は
プラグイン設定画面の(2)でファイル名の部分を「入力しない」
(6)で「選択なし」を選びます。
ファイル名そのままでダウンロードができました💡
パターン②添付ファイルフィールド毎にファイル名を指定したい
例)受領物と資料、2つの添付ファイルフィールドがあります
受領物フィールドに添付してるファイルの名称を「受領物ファイル」
資料フィールドに添付しているファイルの名称を「資料ファイル」とする場合は
下記のような設定が必要です。
STEP1:(2)で添付ファイルフィールド毎にファイル名を指定します<プラグイン設定>
ファイル名(任意)のところに指定したい文言を入力しましょう
STEP2:(5)でファイル名に含める指定フィールドを選択します<プラグイン設定>
(指定フィールドを含めず出力はできません!ごめんなさい)
選択できるのはレコード番号もしくは「重複禁止設定」をしているフィールドのみです。
ここではレコード番号を選択しました。
STEP3:(6)では(5)で選択した指定フィールドをファイル名の前につけるか後につけるかを選びます<プラグイン設定>
ここでは「指定フィールド+ファイル名」を選びました。
📢選択しないにすると、指定したファイル名でリネームされないので注意!
「レコード番号_指定したファイル名_自動採番される番号」にリネームされました💡
Q:同じ添付ファイルフィールドに複数のファイルが保存されている場合はどうなる?
パターン①ファイル名そのままでOKの場合
ファイル名のままダウンロードされます
パターン②ファイル名を指定する場合
同じフィールドに複数ファイルが保存されているとファイル名の末尾に「001、002」と自動採番されてリネームします
Q:テーブル内の添付ファイルフィールドを指定していた場合はどうなる?
パターン①ファイル名そのままでOKの場合
こちらもファイル名のままダウンロードされます💡
パターン②ファイル名を指定する場合
テーブル内の添付ファイルは上から順番にファイル名の末尾に「001、002」と自動採番されてリネームします💡
テーブル内の1つの添付ファイルフィールドに複数のファイルが保存されていたら?
複数のファイルが保存されいる場合も上から順番にファイル名の末尾に「001、002」と自動採番されてリネームします💡
応用編:2つのフィールドの値を組み合わせたファイル名を含んでリネームしたい
基本的な指定パターンは以上なのですがご利用ユーザー様から「こういう指定の方法はできる?」と
ご質問いただくことがある応用編のファイルリネーム方法についてご紹介します🙆♀️✨
利用イメージ)フィールド1に案件名をフィールド2に枝番を入力している&ファイル名に「案件名+枝番」を含んでリネームしたい
📢復習:ファイル名にフィールドの値を含む場合は(5)で該当のフィールドを選択する必要があります
ここでのポイントは重複禁止設定をしているフィールドしか選択できない
フィールドは1つしか選択できないということです。
「文字列一行の計算機能」を利用すると、案件名と枝番を自動で組み合わせて1つのフィールドに表示させることはできますがそうすると重複禁止設定ができません😥
そこで、サイボウズが提供している「文字列結合プラグイン」を利用します!
設定STEP1
アプリ内に「案件名」と「枝番」を入力するフィールドに加えて「プラグインで結合する用」のフィールドを追加します。
※結合する用のフィールドには重複禁止設定をしておきます。
設定STEP2
文字列結合プラグインの設定画面で先程追加した案件名と枝番のフィールドを結合して、値の間に「-」を表示し、プラグイン結合用のフィールドに出力するように設定します。
設定STEP3
添付ファイル一括ダウンロードプラグインの設定の(5)でプラグイン結合用のフィールドを選択します
設定完了!ダウンロードしてみましょう
狙い通り、ファイル名がプラグイン結合用のフィールドの値を含んでリネームがされました💡
他のプラグインを組み合わせるとこんな風にリネームのパターンも広がります!
是非この記事とフォルダ名リネーム設定方法の記事を参考に色々試していただけると非常に嬉しいです!
ファイル名設定まとめ
・添付ファイル名そのままか、添付フィールド毎に指定するかの大きく2パターンにわかれる
・ファイル名を指定する場合は、レコード番号もしくは重複禁止設定をしたフィールドとの組み合わせになる
・同じフィールドに複数ファイルが添付された場合はファイル名の末尾に「001、002~」と自動採番される(ファイルが1つだけの場合も001とつきます)
・プラグインを利用すると、複数フィールドの値を組み合わせたファイル名も設定できる
試してみましょう!
添付ファイル一括ダウンロードプラグインは無料で30日間ご利用いただけます。
レコードの添付ファイル、ひとつひとつダウンロードするのって面倒!と思われたタイミングで是非お試しください。
同じドメイン内のアプリであれば利用するアプリの数に制限はありません!
こちらのプラグインに関するお問い合わせはコチラまで
ご不明な点があればお気軽にご相談下さい。