こんにちは!しもむです(しまむじゃないよw)
kintone使いこなし術、今回はkintone universityアプリデザイナー編でも最も頭を悩まされる項目の1つとなっております【組織/役職/グループ】の使い方について解説します〜(`・ω・´)ゞ
組織の追加方法はkintoneユーザーヘルプを参考にしてください。
→cybozu.com ヘルプ
組織、役職を設定することで何が出来るのか
そもそも、組織、役職を設定することで、何が便利になるのでしょう。
【組織・役職】
その名の通り、kintone内で組織と役職ごとにユーザーを区分することが可能です。
組織、役職を細かく設定することにより、kintone内での様々な機能で役立ちます。
その中でも大いに力を発揮するのは「プロセス管理」機能です。
「プロセス管理とは」
プロセス管理機能を使用すると、複 数のユーザーでレコードの編集や確認をするための流れ(プロセス)を設定できます。 「申請&承認」や「依頼」の手続きを、kintone 上で実現できます。
・日報の確認申請を主任に出す
・係長のみ権限を付けたい
など、様々な場面で非常に便利になりますよ!
→「プロセス管理については、こちらの記事も合わせてお読み下さい!
グループ(ロール)って何?
グループ(ロール)は、組織とは別の階層の集合や、プロジェクトメンバーなどの集合 を登録できる機能です。
・静的グループ
静的グループとは、役職、組織は関係なく設定できるグループのことです。
グループにしたい”メンバー(ユーザー)”を追加削除することが可能です。
例:営業部のAさん、Bさん、経理部のCさんのグループ
・動的グループ
役職や組織を指定して作成するグループです。
静的グループとの違いは、ユーザーを指定しグループを作成するのではなく、組織や役職を指定するところです。
例:営業部の係長と経理部の係長のグループ
ここでのポイントは、各グループの使い分けです。
例えば、経理部のCさんが主任から係長に昇格しました。
動的グループで各部署の係長グループを設定していた場合、
Cさんのユーザー情報を「係長」に変更するだけで係長グループに属することになります。
プロセス管理で、確認者を「係長」にしていた場合は、自動的にCさんにも確認依頼の通知が届くようになります。
しかし、静的グループで係長メンバーをユーザーごとに指定していた場合は、静的グループの再設定と、プロセス管理の確認者を変更する必要があるので、これはかなりの手間となってしまいます。
役職や部署など、後々変更になる可能性があるものは「動的グループ」
ユーザーを直接指定してグループを作りたい場合は「静的グループ」
組織とグループ(ロール)の違いって?
組織とグループ、どちらにどの設定をするのか迷いますよね。
使い分けとして、一般的な組織図で解説してみます。
組織は
営業本部
関西支店
-営業1部
-部長
-課長
-係長
-主任…..
と”縦”に並ぶ場合、組織を設定します。
対してグループ(動的)は
営業本部
関西支店 大阪支店
-営業1部 -営業1部
-営業2部 -営業2部
と”横”のグループを設定できます。
組織は”縦”、グループは”横”。
簡単にですが、組織・役職・グループについて解説させていただきました。
具体的な設定方法や活用方法などはkintone universityのアプリデザイナー編で学ぶことができます!
詳しくは下記からkintone universityのページをご覧ください:D