巷でなにかと噂のkintoneですが、この度kintoneのモバイル表示がリニューアルされ、5月に正式版に、6月にアプリアップデートで新しいモバイル表示が正式対応となりましたね!
モバイルブラウザでの表示は5月より順次対応されたので、もう皆様一度はお使いになったのではないでしょうか?
正式版の対応から1ヶ月がすぎ、やっと使い勝手にも慣れてきたので、アップデートされて何が変わったのか、追加された機能に関してをまとめてみました!
ポータル画面が表示される!(お知らせ画面の表示)
今まででは、スマートフォン表示ではポータル画面(お知らせ)は表示されませんでしたが、パソコン表示時とと同様の画面がスマートフォンでも表示されるようになりました!
メニューボタンが追加されました
メニューボタンと通知ボタンが追加され、アプリやスペース、ピープルへの遷移や、通知の確認が行いやすくなりました!
(横からヌっと出てくるの、気持ちいい~)
アプリ一覧は、お気に入りアプリが上部に表示される仕様に。未処理一覧もこの画面から確認することが出来ます。
PCと同様の一覧ビューが表示
PCと同じ一覧ビューがモバイルでも表示可能になりました。
今までのモバイル表示では一覧が表示されなかったので、これは嬉しい!
アクション機能の実装
今までモバイルではアクション機能が使えませんでしたが、今回のアップデートでアクション機能が利用可能になりました。
(なぜ今までなかったのだろうか・・と不思議です)
ちなみに、標準機能ではパソコン同様サブテーブル・ラジオボタン・チェックボックス・複数選択 フィールドはアクションでは値を持っていけません。
そこで登場するのが、弊社が提供している「アクション機能強化プラグイン」!!
kintoneの標準機能ではアクションできない[サブテーブル][ラジオボタン][チェックボックス][複数選択フィールド]の値もアクション可能です(^^)/
もちろんモバイル対応!1ヶ月無料でお試しいただけますので、ぜひお試しください。
☆添付フィールドへも、まもなく対応します!
【kintone】アクション機能強化プラグイン~モバイル対応~
全体の検索機能
こちらも、今までのモバイル版ではkintoneの全体検索機能はありませんでした。
検索機能が追加されたので、kintoneの機能自体はほぼパソコンと同じ機能が実装されたのではないでしょうか。
(ちなみに、1文字検索は出来ないので注意です)
モバイルAPIの拡張
こちらは5月のアップデートとは異なるのですが、昨年の11月からモバイルAPIがかなり拡充されました。
以下cybozu developer networksより引用
⇨モバイルAPIの大幅アップデートの解説とモバイル版カスタマイズビューを試す
・レコード編集画面の保存成功後のイベント(mobile.app.record.edit.submit.success)
・プロセス管理のアクション実行イベント(mobile.app.record.detail.process.proceed)
・グループフィールドの開閉(kintone.mobile.app.record.setGroupFieldOpen)
・レコードIDを取得する(kintone.mobile.app.record.getId)
・スペースフィールドの要素を取得(kintone.mobile.app.record.getSpaceElement)
・関連レコード一覧の参照先のアプリIDを取得する(kintone.mobile.app.getRelatedRecordsTargetAppId)
・ルックアップフィールドの参照先のアプリIDを取得する(kintone.mobile.app.getLookupTargetAppId)
・アプリID取得(kintone.mobile.app.getId)
・グラフが表示されたときのイベント(mobile.app.report.show)
・モバイルビューでもPCビューと同じようにカスタマイズビューを利用できる機能
本対応に伴い、カスタマイズビューの表示範囲が選択できるようになります。
特に注目すべきは、カスタマイズビューのモバイル対応ですね。
モバイルでのカレンダー表示や更に見やすい一覧画面の作成など、まだまだモバイルで出来ることもたくさんありそうです!
ぜひ皆様、使いやすくなったkintoneのモバイル画面、モバイルアプリをお試しください!