株式会社ノベルワークス

kintoneでデジタル化の第一歩 複数の現場での情報共有に!

お客様名株式会社みらいたべる
事業内容産婦人科病院・診療所における厨房業務受託事業及びサポート事業  産育食に関する事業
導入した業務社内のお知らせ・情報共有
URLhttp://www.miraitaberu.com/index.html

kintoneの導入をご支援させていただいた株式会社みらいたべるの代表 小附様に導入の経緯や弊社とのやりとり、kintoneのご活用方法についてお伺いしました。

会社のご紹介

妊娠授乳期のお母さんと赤ちゃんの栄養が繋がっている時期の食事を「産育食(さんいくしょく)」と名付けられ
スタッフの方が産婦人科に常駐し、産前産後の朝昼夜・おやつの食事を提供されている会社です。
また、産院での食事づくりで培われたたくさんのレシピや日々の暮らしを心豊かに楽しむための情報をwebサイト「月とみのり」でご紹介もされています。

kintone導入前の課題や導入のきっかけを教えてください

私たちの業務は現場(産婦人科など)に出向いて食事を作ることが主なので社員同士が毎朝顔を合わせたりということがありません。
その為、社員を繋げるツールや情報共有の為のプラットフォームのようなものが欲しいと思っていました。
また、もともとはスマートフォンでメッセージやGmail・Excelファイルでのやりとりを行っていたため
過去をさかのぼりたい時にどこでやりとりしたものだったか、誰とのやりとりだったかがわからず時間がかかったり
データの引継ぎが上手くいかなかったりといった課題がありました。
その他にも出退勤は各スタッフにタイムカードに記載したものを写真でとってメッセージで送ってもらっていたので、それをExcelに打ち込むという作業が発生していました。

kintoneに出会ったきっかけはサイボウズの山田 理さんの「最軽量のマネジメント」という本を読んだことです。
無料のトライアルも申込みましたがkintone上の操作や、スペースって何?アプリって?とわからない用語が多く色々見ているうちに30日間(無料期間)が過ぎてしまいました。
自分だけでは難しいと感じたのでkintone導入をサポートしている企業を探し、「チケット制」で必要な時にだけ相談ができるノベルワークスにお願いすることにしました。

ノベルワークスの担当者とはどのようなやり取りを行っていましたか?

初回の無料相談(オンライン)ではまず今の課題を整理しました。kintoneでやりたいことは何か?を明確にすることができたので
その後のセッションでは具体的な設定方法などの話にすすみました。
スプレッドシートを弊社とノベルワークスとで共有し、疑問が浮かんだら都度追加していきます。
ある程度溜まったらオンラインでの打合せ時に1つずつ回答してもらう。というような流れです。
だいたい1.5月に2回くらいの頻度で打合せをおこなっていました。

コンサルティングサービスを選択した理由

やりたいことはあるけれど、kintoneで実現できるのか・できないのかも何もわからない状態だったので「相談ができる」しかも必要な分だけの「チケット制」というのがとても自分自身にフィットしました。
まずは相談して、自分でできるところまではやってみると段々「標準機能ではここまでできるけど、こういうところは難しい」というようなポイントもわかるようになってきます。
そうなったら次のフェーズとして開発を依頼することもできます。
せっかくkintoneは自分で色々作ることができるサービスなので、まずは管理者として「kintoneを知る」という目的でこのコンサルティングサービスを利用するのも良いと思います。

ノベルワークスのコンサルティングサービス

kintoneに関するお悩みを何でもご相談いただけるサービスです。
標準機能/プラグイン/カスタマイズを含むシステム導入についての提案や構築のお手伝いをさせていただきます。
チケット制なので必要な時に、必要な分だけご利用可能です。
※1チケット3万円~/お打合せ時間は2時間まで お問い合わせはこちら

kintoneで実現した内容

まず最初にはじめたことは「紙だったものをkintone上で共有する」ということです。
紙で配っていたお知らせやマニュアル・ルールブックなどをkintone上にデータとして共有しています。
今まではマニュアルなどの差し替えが発生するたびに「〇ページの〇行目が変更になったので印刷して差し替えてください。」と各現場にメッセージを送っていたのですがその必要がなくなったので非常に楽になりました。
過去にお知らせや共有した内容も、kintone上で検索をするだけで確認ができるようにちょっとずつやっていければと思います。

一番変化があったのは小口現金の集計です。登録用のアプリを作成しました。
現場は15~6現場くらいあり、各現場とメッセージでやりとりしていたものからアプリにレコードを追加してもらうようになったので
ファイルとしてすぐに書きだす事ができますし、画面上で過去のデータを参照しやすくなりました。体感的には作業時間が30分の1くらいになった気がします。

今後さらにkintoneを活用していきたい業務などはありますか?

勤怠管理もkintoneでやりたいと思っています。
弊社は変形労働時間制で勤務をしてもらっているので今Excelで組んでいる複雑な条件式をkintone上で表現することが難しく、ノベルワークスと相談中です。
この部分は自分では難しいので開発もお願いできればと考えています。

勤怠管理でも利用できれば、必然的にスタッフに毎日kintoneにログインしてもらうことが可能になります。
kintoneにログインすることを習慣づけるためにも勤怠機能を付与することは効果的だと思います。

ノベルワークス担当者のコメント

社員の皆様とのコミュニケーションを大切にし、毎日のメッセージや想いを届けるツールとして
kintoneを使うユニークな利用方法とその理念に共感します。
また小附様自身がお忙しい中でもkintoneの使い方を習得され、やりたいことをまとめてご質問される姿勢を
いつも素晴らしいと感じております。
少子化時代の中で母子への愛情にあふれる”みらいたべる”様の事業に今後もお役立ちできればと思います。