Chobiitをオンライン申請フォームとしてご活用いただいている一般社団法人 ソーシャル企業認証機構の並木様にお話しをお伺いしました。
ソーシャル認証企業制度(S認証)という、認証制度に応募するためのwebフォームとして利用しています。
申請フォーム
Chobiitでkintoneのアプリをwebフォームとして公開しているので、登録されると自動でkintoneにレコード追加がされます。
(webフォーム作成方法)
また、審査をする委員会の委員(kintoneライセンスを持っていない)にChobiitのアカウントを発行して応募情報を確認してもらえるようにしています。
情報保護の観点からも、PDFやメールで送って手元に残るよりはChobiitで確認してもらい、審査が終わったら見る事ができなくなるようにしています。
(ログイン機能設定方法)
Chobiitログイン画面
当初から認証制度への応募をオンラインでできるようにしたいという要望があり、例えばwebフォームをWordpressで作って蓄積していくなどの選択肢がありましたがセキュリティの観点からあまり望ましくないと思っていました。一方、完全にオリジナルで1から開発するにはコストがかかりすぎます。
そんな時に八尾市の給付金の申請をkintoneで受付されていると聞いて、kintoneでどのように実装しているのだろう?と調べている中でChobiitの存在を知りました。
初期費用がかからず従量課金なことや、この認証制度がどれくらいの申請数になるかなど想定しきれない部分が多かったので、ハードル低く始められるのがいいと思いました。
また、作りこまなくても簡単に入力フォームとして公開できる(kintoneのアプリを利用できる)点が気に入り、まずはテスト運用をしてみようと始めました。
はい。比較しました。
他サービスは一時保存機能など魅力的な機能があったのですが、コストが全然ちがうのでどうしようか・・
と悩んでいたタイミングでChobiitにも一時保存機能が追加された(2021年5月のアップデート)のが決め手になってChobiitを選びました。
メール自動返信とログイン機能がついているのも魅力的でした。
当初ログイン機能は使う予定がありませんでしたが、開発を進めるなかで試験的に採用したところ、
これまでのExcelファイル等での管理よりもかなり効率化することができました。
まずは小さく始めたい人、社内で出来る範囲で内製化したい方にはお薦めできます。
元々は申請内容をExcelファイルに記入にして応募してもらっていたので、それをとりまとめたり、配布する際にExcelファイルをPDF化する作業がありました。また、記入されたExcelのフォーマットが崩れているのを直すなどの作業がなくなったことが大きいです。
申請する側の企業さんの方も、Excelに記入してメールで事務局に送付するという手間がなくなったので利便性がかなり上がったと思います。
Chobiitのログイン画面やボタンのデザインなどがポップなので親しみやすいという反応をいただいています。
あとは、どういうシステムの構成なのかと聞かれることが多いですね。
導入は、既にkintoneを使っている人だとそんなにハードル高くなく設定できると思いますが、
プラグインの初期設定が少し難しいかもしれません。その部分はオンラインで無料の設定サポートがあったのでそちらを利用することで、スムーズに構築を始められました。