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タイで30人の部下を率いたマーケターが、なぜ日本のITベンチャーへ?国境を越えた挑戦の理由【マーケ・広報 カーン】

2026/03/26

タイで30人の部下を率いたマーケターが、なぜ日本のITベンチャーへ?国境を越えた挑戦の理由【マーケ・広報 カーン】

共に目標に向かって挑戦する人であれば、国籍や言語、キャリアが異なっていても、それはノベルワークスの「仲間」です。
今回紹介するのは、タイ出身のマーケターで2025年にノベルワークスで働くために日本へ移住したカーンさんです。日本語も日本文化も仕事も同時に学んでいる彼女の、エネルギッシュでポジティブな生き様をインタビューしました🎤✨

1、タイ出身、カーンはどんな人?

——自己紹介をお願いします。

私はタイの北部、チェンライという自然豊かな地域の出身で、祖母に育てられました。
社会人になってからは首都バンコクで働き、転職を重ねてスキルアップをしてきました。タイには日本食のレストランが多く、とても人気です。よくお寿司や焼肉を食べに行ってました。趣味は世界旅行で、日本にも何度か観光に来ています。
みんなで楽しくお酒を飲むのが大好きです!

——タイではどんなお仕事をしていましたか?

大学卒業後から10年以上マーケティング領域でスキルアップのための転職と挑戦を重ねてきました。
22歳から不動産やファッション業界でマーケティングの基礎を学び、25歳でEC支援会社へ。上司不在という逆境下で自ら経理や人事業務まで担った姿勢が評価され、26歳でマネージャーに昇進しました。ライブコマースの黎明期に、大手プラットフォームを活用した戦略立案と現場指揮をリードしたのが大きな実績でした。

その後、別のEC関連企業にて、オンラインマーケティングの副責任者として在庫や予算などの数値管理を習得。特にTikTokが購買の場へと進化する最前線を経験しました。

直近のEC支援企業では創業メンバーとして参画し、動画制作やインフルエンサーなどの3チームをゼロから構築。最終的に30人の部下を率いるようになりました。

人間関係や、ベンチャー企業でのスピード感やマネジメントなど、様々な場面で何度も壁にぶつかってきましたが、「知的好奇心」と「責任感の強さ」で乗り越えてきました。

2、入社のきっかけ

——日本の企業で働こうと思ったきっかけは?

タイのあらゆる業界で10年以上マーケティングに携わる中で、「やりきったな」と感じていたからです。次のステップを考えるようになったとき「同じ環境にとどまるよりも、より挑戦的でグローバルな環境で自分を高めたい」と思いました。

そんな時にちょうど、タイ好きの友人でノベルワークスに所属する “まとっちさん“ から「日本でマーケティングポジションで活躍してくれる人を探している」と聞き、代表の満村さんと会うことになりました。
IT業界は初めてでしたが、大学でコンピュータ関連のビジネスを学んでいた背景もあり、興味があったし、何より、語学学習を後押ししてくれる会社の姿勢にも背中を押されました。

日本企業への転職など考えてもいませんでしたが「グローバルで新しい挑戦ができる場所」としては申し分ないと思い、家族や前職の上司とも相談して、日本に移住することを決めました。

3、業務内容

——現在の業務内容は?

現在は、ショート動画コンテンツの制作を主に担当しています。アイデア出しから構成設計まで担当し、「面白くて見やすい」ことはもちろん、会社が伝えたい価値がきちんと伝わる内容になるよう意識しています。

日本の動画コンテンツを作成をしてみて気付いたのは「日本とタイで見せ方の違い」があることです。タイは「勢いやノリ重視」ですが、日本は「実用性や意義」が求められます。その点はチームメンバーに確認しながら「日本らしさ」を勉強中です。

また、2026年度からは広報・マーケティングチームのリーダーとして会社のプロモーションを任せてもらう予定です。現状分析をして課題を洗い出し、計画を立て、より戦略的で効果的なマーケティングができるよう、準備しているところです。

ただ「作って終わり」にするのではなく、改善を重ねて成果を伸ばし続けることが目標です。

3、働く環境と言語の壁

——ノベルワークスの会社やメンバーの印象を教えてください。

ノベルワークスは、「成長を本気で支えてくれる」会社であり、「丁寧なコミュニケーション」で向き合ってくれるメンバーのいる会社だと感じています。

私にとって日本で働くことは大きな挑戦でした。
ですが、最初に代表と面談した段階から語学学習を後押ししてくれたり、入社後もコミュニケーション面を一緒に工夫してくれたりと、“気にかけてくれる姿勢”を一貫して感じました。

特に印象に残っているのは、意思疎通のために用意してもらった「AI翻訳イヤホン」を使いつつ、マーケティングのアイデアを提案した時のことです。うまくコミュニケーションが取れず、言葉の意味の確認で止まってしまうことがありました。ですが、代表が「何をやりたいか」その中身を理解しようと忍耐強く質問してくれて、整理し、アイディアをまとめることができました。


「ここならチャレンジしていいんだ」そう背中を押された瞬間でした。

その時をきっかけに、これまでの経験をフルに活かしてチームの信頼にしっかり応えたいという気持ちが強くなりました。

運動しないカーンの初参加スパルタンレースの詳細はこちら👇
https://note.com/novelworks/n/n368c690b53f5

——現在、仕事をしつつ日本語学校にも通っているカーンさんですが、言語の壁はどうですか?

業務コミュニケーションにおいては言語の壁を感じます。
・頭の中にアイデアがはっきりあるのに、思うように伝えきれない
・質問と回答の意図がお互いに食い違っていると感じる

でも、それを伝えるために詳細な資料作成をしたり、ランチ時間や業務外の時間に積極的に皆とコミュニケーションをとって意思疎通の練習をしています。

最近では、私が早く日本語を覚えられるよう、英語禁止令が出ているんです。英語で話していると「カーン、日本語で!」と皆によく怒られます(笑)言葉の壁はあるものの、働く姿勢を見てもらえているので嬉しいです。
・アイデアや積極的な姿勢を大切にしてもらえる
・細かな説明より「何がしたいのか」という方向性を確認し、サポートしてくれる

4、日本文化への新鮮な驚き

——日本に来てびっくりしたことは?

びっくりしたことが3つあります。

1つ目は、仕事中のオフィスの静かさです!タイのオフィスはにぎやかで、会話しながら、ときにはノリノリで仕事をしていました(笑)もちろん話しててもちゃんと時間通り終わって帰宅してましたよ!なので、最初はこの“静けさ”に慣れるまで少し時間がかかりましたね。

2つ目は、職場の整理整頓を社員自ら行う点です。タイでは清掃スタッフがいることが多いので掃除を気にすることはありませんでしたが、自ら職場をきれいに保つ日本の習慣に、規律の良さを感じました。

3つ目はコミュニケーションです。相手への配慮から柔らかい表現を使うことが多いので、最初は確定事項が分からず迷うこともありました。今は確認のコツが少しずつ分かり、スムーズに理解できるようになってきたと思います。

5、今後の展望

——今後の目標を教えてください。

私がこれまでいたタイのマーケティング業界は、数字と論理的な戦略が全てでした。戦略が正しければ、結果は必ずついてきます。
その視点で見ると、ノベルワークスにはまだ試していない施策や、活かしきれていない魅力がたくさんあります。「自分の手でこのポテンシャルを形にできる」という今の状況は、マーケターとして非常にやりがいを感じますし、何よりこれからの変化が楽しみです。

私の経験を活かし、お客様に弊社のこと、製品のことをもっと知っていただくことで、会社に貢献していきたいです。

—あとがき—

現在も日本語を勉強中のカーンですが、先日勉強会に参加し、覚えたての日本語で社外の参加者とコミュニケーションを取っていました。会社のイベントや社員とのお出かけにも積極的に参加したりと、持ち前の明るいキャラクターで社員との交流を深めたり、貪欲に仕事の幅を広げようと奮闘しています。会社のゴールに向かって一緒に挑戦する仲間として、ノベルの一員として国を超えて奮闘する彼女にメンバーも触発されています。